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ライブドア 粉飾決算

ライブドアの粉飾  

 

 株式会社ライブドア

東証マザーズ 平成18年4月14日 上場廃止

ライブドアの歴史

平成8年4月 

東京大学在学中
堀江貴文氏がホームページ制作、運営、管理のオン・ザ・エッジを設立
平成12年4月 東証マザーズに上場
平成16年2月 株式会社ライブドアに商号変更
  ライブドアは上場後、
株式交換により、会社合併や買収を繰り返してグループの規模を広げて、株式の分割を繰り返して、株式の時価総額を引き上げる錬金術を繰り広げた


ライブドアの錬金術

ライブドアマーケティング
平成16年3月、ライブドアはマザーズ上場のバリュークリックの株式71.9%を32億円で取得し、子会社とした。買収後株価が上昇し、保有株式の時価が56億円となり、24億円の含み益となった。
その後バリュークリックから、ライブドアマーケティングに社名変更、売上高が飛躍的に伸び、赤字続きであったが黒字に転換した。
ライブドアはライブドアマーケティングの株式の一部売却し40億円の売却益を稼いだ。
その後、ライブドアマーケティングは、100億円の転換社債を発行し、ライブドア以外の第3者に割り当てた。転換社債はすべて株式に転換されたため、ライブドアの持株比率は29.3%に低下、連結対象子会社から持分法適用会社の関連会社となった。
第3者割当増資により55億円のみなし売却益を計上している。
ライブドアは40億円の株式売却益と55億円のみなし売却益、株式の含み益で1年半で180億円以上稼いだことになる。

ターボリナックス
平成16年5月、ライブドアはターボリナックスの全株式770千株をライブドア463千株と株式交換により取得。赤字から黒字に転換し、平成17年9月にヘラクレスに上場した。上場前に株式10株を1株に併合し発行済み株式は77千株減らしているが、9千株の持株を売却し8億円の売却益を計上、さらに上場後大きく値上がりして保有株の含み益は平成17年9月末で170億円となった。株価を割高に保つことでライブドアは膨大な利益を稼いだ。
 

ライブドアの粉飾

ライブドアでは株式交換による企業買収を名目に、新株を発行し、傘下の投資事業組合にライブドア株式を預ける。投資事業組合では適当な時期にライブドア株式を売却して売却益を得る。この売却益をライブドアに還流させてライブドアの経常利益を増やす。という仕組みで行われた。
投資事業組合は本来なら連結対象になるが、連結から外し、一般取引先としていた。
連結対象であれば、自社株式売買となり、売却益には計上できないものであるが、連結外しによってライブドアの経常利益を増やすことができたのである。

平成18年1月23日堀江貴文社長は証券取引法違反で逮捕、、裁判では宮内取締役が実行したもので、自身はしらなかったと主張したが有罪となった。

・堀江 懲役2年6か月有罪判決
・宮内

 

 

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