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加ト吉の粉飾

 

 株式会社加ト吉

東大証1部 平成19年6月28日 上場廃止


加ト吉の経緯
香川県に本店を置く、冷凍食品の大手企業。
平成19年1月10日、みずす監査法人に違法取引を行っているとの通報があり、外部調査委員会を設置し「不適切な取引行為に関する報告書」を発表、商品在庫評価減100億円、営業債権回収不能50億円が明らかになった。
取締役水産事業本部長の判断ということになっている。
   

加ト吉の粉飾

平成14年3月期・平成19年3月期までの5年間で取引先金融支援も合わせた循環取引により、1081億円の売り上げの水増しが行われた。
不適切な5態様の取引
1.水産事業本部水産管理部が行ったA社循環取引を含む金融支援
2.水産事業本部水産管理部が行ったB社循環取引を含む金融支援
3.水産事業本部水産管理部が行った小野食品に対する循環取引を含む金融支援
4.東京特販売部℃社、D社との間に介入した循環取引
5.連結対象子会社加ト吉水産の偽造印鑑を取引
ここでの循環取引は商品の移動を伴わない帳簿上だけの取引(帳合取引)
 

基本経営方針は、売上至上主義。極端な営業重視主義で与信管理、債権管理の機能が弱体化。
社長のワンマン経営、同族経営の弊害。
適切な人員配置もないまま、長期固定化していたため、事業部制の最適化が進んでいたことも原因として考えられる。
 


 

 

 


 

 

 

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